« 2007年08月 | メイン | 2007年10月 »

2007年09月11日

また映画のはなし〔好きなので〕

フィンランドのカウリスマキ監督の作品を続けてみました。”街のあかり”そして”マッチ工場の少女”です。まるで舞台のかきわりのようなシンプルをとおりこした、そっけなく寂しい背景、ほとんど感情をあらわさず演技する登場人物たち。ハリウッド作品の対極にあるような映画ですが、それがかえってこちらの想像力をかきたて、ものすごく集中してみてしまいます。台詞もまるで無声映画のようにほとんどない。しかし、無表情、無声、無味な背景でも、ひしひしと伝わる主人公達の気持ち。どちらもすごい映画です。

私がカウリスマキとであったのは、”浮雲”が最初でした。失業がテーマで、とにかく彼の作品は、労働者3部作とか、敗者三部作とあって、どれも暗く、寂しい。けれど悲しい映画ではなくて、希望とか誠実とかがちりばめてあって、素晴らしい演出力でみせてくれるので、みおわった後に必ず不思議な満足を得られます。彼は小津安二郎のファンですって。なるほど、これでわかった。

今、みなみ会館はカウリスマキ特集をくんでいて、いろいろなものがみられます。
あと二作、できたらみたい。みなみ会館は好きじゃなかったけど、最近は駐車場もふえて、私には行きやすくなりました。

ほとんどどれもヘルシンキが舞台のようです。マリメッコ、アラビア、ノキア、モダンデザインばかりが日本につたわっていますが、また、こういう低所得者地帯のような地域もあるのです。

投稿者 cafe-momi : 16:05 | コメント (0)

2007年09月04日

草刈と温暖化

暑いけれど秋に近づいています。自然な庭が好きとはいえ、裏庭の雑草があまりにすごくなったので、今朝は草刈をしました。いつのまにかメヒシバ、エノコログサなどの秋の草にかわっています。ぽたぽたと地面に落ちるほどの汗をかいて、一時間半やりました。少しさっぱりとし、猫も草の間のやもりなどの虫たちを探しやすくなったみたい。ただ、おかげで今、腰にきています。もう少し、姿勢に気をつけつつやるべきでした。

今朝の新聞によると、今すぐ世界の温室効果ガスの排出量をゼロにしても、これまで出してきたガスで、今世紀末には世界の平均気温は今より0.6度あがるとか。年をとられた方が、こんなに暑い夏ははじめてだとよくおっしゃておられましたが、私は今後は毎年毎年、暑さが更新されていくのではと感じています。これからは、温暖化の進行を少しでも遅らせることのほかに、たとえば海面上昇に備えて、堤防を高くするなど実際にすすんでしまう温暖化の影響を回避するために、社会や経済、ライフスタイルを変える”適応”も必要とされるとありました。

暑い日が続くと、腸炎の発症リスクもあがり、蚊が媒介となる、あらたな伝染病も増えるそうです。こわいですね。子供の頃、蚊帳の中で、団扇と扇風機で充分涼しくよく眠れた頃はもうこないのでしょうか。

草を刈った裏庭は、それでも短くなっただけの雑草におおわれて、夕方水をまくとすっと涼しくなります。東京に行ったおかげで、舗装された地面がどんなに暑いものかいまさらのようにしることができました。せめて緑をできるだけ残すようにして、適応していくしかないなと思いました。

投稿者 cafe-momi : 15:46 | コメント (0)